小説版「君の名は。」の、集会所に集まっていた人たちの平均年齢と人数を求めてみた
場面の説明と設定条件
映画では、三葉さんが巫女舞い(豊穣祭)をしたあと、社務所から妹の四葉と一緒に出てくるシーンがあります。ここで、四葉が、「巫女の口噛み酒を作って売り出して東京行きの資金にしたら」とか提案したり、三葉さんが「来世は東京のイケメン男子にしてください」と叫んだりしています。
小説には、この社務所で、豊穣祭のあとにお祭りを手伝ってくれた近所のおじさん、おばさんたちと宴会をしていたようです。
その後の映画にない会話
三葉「さっきの社務所での平均年齢知っとる?」
四葉「知らん。」
三葉「78歳やよ。」
三葉「そして、うちらがいなくなった今、あの空間は91歳やよ」
というのがありました。
ちなみに、彗星犠牲者名簿から、
宮水一葉 82歳
宮水三葉 17歳
宮水四葉 9歳
とありました。
さて、この社務所には、あと何人居て、その人達の平均年齢はいくつでしょうか?
連立方程式で、人数と平均年齢を求める
中学校で習った知識で求められちゃいますね。参加人数N人
平均年齢Y歳
とします。
さっきの会話の平均年齢78歳と91歳を求める式を連立して解けばいいのですね。
(Y*N+82+17+9)/(N+3)=78
(Y*N+82)/(N+1)=91
中学生並の算数なので解き方は省略しましょう。
N=9人
Y=92歳
と求められます。
「社務所ごと冥界からお迎えが来るかも」も無理はない
すなわち、それまで社務所には三葉と四葉、おばあさんの一葉に加えて、平均年齢92歳の人が9人居ましたということ。
そりゃ、
「なんかもう大台やよ、人生最終ステージやよ、社務所ごと冥界からお迎えが来るかもやよ!」
と言った三葉さんの気持ちはよくわかりますな。
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