宮水三葉の住んでいる田舎(糸守町)は架空の町
実在の東京に対して、宮水三葉が住む糸守町は岐阜県飛騨にある架空の町立花瀧が宮水三葉を訪ねて行く途中の名古屋駅や、JR高山線までは実在の場所を忠実に描いているなとは思いました。
新海誠監督はインタビューで「みんながイメージする共通の田舎にしたかったので、糸守町の具体的なモデルはない。」と言われているそうです。
でも、新海誠監督が生まれ育った小梅町には、映画で登場する「新沢地区」があったり、「有坂電機製作所」という映画の背景に登場するのと同名の会社が存在していたりするそうです。
やはり、田舎の雰囲気は、新海誠監督の生まれ故郷が大いに参考にされているでしょう。
出展「「君の名は。」聖地は小海町と判明!新海誠をwikiより一部詳しく長野地元民が解説!! 」
【追記】瀧が三葉を訪ねて行った時に到着した駅のモデルはJR東海高山本線の「飛騨古川駅」だそうです。
飛騨古川駅は「聖地」として有名になってますね。- ホームに特急列車が止まっているシーン。
- 駅前のタクシー乗り場で瀧が運転手さんに訪ねているシーン。
- 奥寺先輩と司君が、飛騨牛のマスコットと遊んでいるシーン。
出展:「新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」の舞台となった東京都と岐阜県飛騨市の聖地を観光!」
【追記】三葉が瀧を訪ねて東京に行くときに乗った駅のモデル
秋田内陸縦貫鉄道と前田南駅との説が有力です。写真を見ても、ほぼ間違いないたろうと思います。
参考URL「君の名は。プチ聖地巡礼、及び秋田県の前田南駅が聖地である説の提唱」
【追記】上諏訪市立石公園
長野県上諏訪市の立石公園。湖を見下ろす場のモデルとされているらしい。参考URL「「君の名は。」モデルの公園、滑り台で骨折2件」(読売新聞2016/09/22)
【追記】宮水神社の御神体の場所のモデル
一体どこなんでしょうね。ネットでは、伊豆諸島の南端、青ヶ島が似ているという情報もあります。Wikipediaの青ヶ島のページにはなんだか似た感じの写真があります。
私は、八丈島に行ったことがあるのですけど、八丈島も火口が同じように木に覆われて、神社があります。
八丈島、八丈富士の頂上付近 |
DVDの付録の冊子に「君の名は。」に関する様々な質問に新海監督が答えるコーナーがあって、その答えの一つに、「現実をそのままに再現することが目的ではないので、電車の進行方向をアレンジすることはよくあります」というのがありました。
返信削除DVDを何度も見て検討しましたが、電車の向きは現実とは違うようですね。
削除二人の足取りを見ても、現実にはありえない。
すれ違った電車で、それぞれが次の駅で下りたら全く意味ないですし、
並走する電車なら、快速の停車駅まで行けよなのです。
現実にはありえないとしても、「映画の中」の足取りを追ってみるのも、映画の楽しみ方として、まあいいかなという気もします。